整骨院の経営で失敗する人の特徴と効果的な集客方法とは

昔は苦労することなく集客できていたのに、ここ数年はめっきりお客さん減ったな・・・
整骨院の集客で苦労する人には、共通した特徴があります。
それは、集客に対して10年前と考えが変わっていないことです。
今回の記事では、整骨院の経営で失敗する人の特徴と、それに対する有効な集客方法を掲載しています。
現在、整骨院の集客で悩んでいる人は参考にしてください。
10年前と比べて集客が難しくなった

10年以上前は、整骨院そのものが少なく、特に何もせずともお客さんが集まりました。
それこそ、ぶっきらぼうな院長や、問診をろくにしないお店もあったそうですよ。
しかし、現在は10年前と比べて状況が違ってきています。
整骨院の数も増えましたし、集客のアプローチの仕方も随分増えました。
数多くある整骨院の中から、選ばれる整骨院でないと厳しい世の中になってきたので、ここでこの記事を見たあなたはラッキーです。
ありがちな失敗例と有効な集客を学んで、選ばれる集客を目指しましょう。
失敗する人に共通する特徴3点
一生懸命やってれば自然に広まると思っている
昔からやっている整骨院に多いです。
サービスの質が良ければ、口コミで自然にお客さんが集まってくると思っているので、現代の集客方法に関して疎いという特徴があります。
リピート率が見込める飲食店ならば、それだけでもある程度は集客できるかもしれません。
しかし、状態が改善されたらもう来なくなる整骨院は、それほどリピート率が見込めないでしょう。
しかも、今はどの整骨院もレベルの差があまりなく、やはりサービス一本の勝負では厳しいといえます。
広告にお金をかけたがらない

昔からの整骨院に多い特徴2つ目ですが、広告を軽視しているため、あまりお金をかけたがりません。
集客は広告が最も大切です。
広告費は、売上高に対して3~5%程度が適正です。
300万円の売上であれば、9万円~15万円程度を広告費として経費計上しましょう。
テレビ広告を抑えてネット広告が主流となった今、SNSを通じて簡単に広告を出稿することができるようになりました。
しかし、整骨院のターゲット層には、SNSを普段利用しない層も含まれており、そういった方たちにはポスティングが有効です。
広告にお金をかけているお店と、そうでないお店とでは集客に格段の差があります。
まずは、お店の売上金額から、いくらまで広告費に予算を割けられるか検討してみましょう。
口コミに力を入れていない
口コミに対し、お店側で工夫していないところも多く見受けられます。
今の時代、口コミはお客さん側で勝手にやってもらうものではなく、お店側で仕掛けていくものです。
仕掛けるといっても曖昧なので具体的に言うと、口コミを公開して、そのお店に行こうかどうか悩んでいる方にアピールします。
なぜかというと、整骨院などのお店は、信頼度が重要な要素になるからです。
数ある選択肢の中から、そのお店にするかどうか最後に決めるとき、口コミがカギを握ることはよくあります。
HPを備えているお店ならば、HP内に口コミを見せるページを設けたり、ポスティングするお店ならば、チラシに口コミを掲載したりしましょう。
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ポスティングによるダイレクトアプローチ

ポスティングの最大のメリットは、ターゲット顧客に直接アプローチできる点です。
ここでよくありがちな失敗例が、自分一人でチラシ制作からポスティング配布までやろうとすることです。
「広告にあまりお金をかけたくない」という先の特徴にあてはまります。
言い方は悪いですが、素人がチラシ制作をやっても、大したものはできませんし、ポスティングも途中で心が折れるでしょう。
そうなるくらいだったら、専門業者に頼む方が賢明です。
置きチラシで認知度をさらに高める
よく郵便局や銀行などに置かれている「置きチラシ」、あれも有効なチラシ集客です。
即効性は薄いですが、一度置いてしまえば、後は特に何もしなくていいので、時間効率が良いことがメリットです。
人の出入りが多い、郵便局や駅などに設置することができれば、効果も見込みやすいでしょう。
ただし、設置にあたって費用を必要とする場合が多いので、その点は注意が必要です。
HPがないお店は信用できない?

今の時代、HPは必須です。
先ほど、整骨院の重要な集客要素として、信頼度を挙げました。
これはHPが備わっているかどうかにも言えることです。
GoogleMAP上で気になるお店を見つけた人が、HPを見ようとネット検索したときに、そもそもHPが無かったり、HPの内容が充実していないと不信感を抱いてしまいます。
HPを持っていない人は、まずはHPを作成してください。
そして、現在HPを持っている人は、内容を見直して料金やサービスが見やすいか、また口コミを掲載しているかなどチェックしましょう。
リスティングを使えばアクセス数が急増
1クリックされるごとにGoogleにお金を払う「リスティング広告」は、即効性が高いです。
特に、「整骨院 腰痛」や「整骨院 肩こり」など、検索回数が多いキーワードに関しては、リスティングによるアプローチが有効です。
また、地域に絞って広告を表示させることもできるため、費用を抑えやすい点もメリットといえます。
近年需要が伸びつつあるMEO

MEOとは、GoogleMAPに表示される検索順位の最適化を指します。
近年、Google検索したときに、GoogleMAPも一緒に検索結果に表示されるようになりました。
そのため、整骨院で検索した人が、GoogleMAP上で自宅近くにあり、さらに口コミによる評価が高いことを知れば、そこに行く可能性は高いのではないでしょうか?
現に私がそのパターンです(笑)
MEOは、Googleマイビジネスのアカウントを取得し、お店の写真や詳細情報を投稿していくことで、改善できると言われています。
そして、よく勘違いされやすいのが悪い口コミは削除しないことです。
Googleは、低評価の口コミがあるからといって、必ず検索順位が下がるとは言っておらず、それに対しお店側がアクションしたかどうかを重要視しています。
悪い口コミがあったら削除したい気持ちは分かりますが、そこはグッとこらえて丁寧に返信しましょう。
SNSで自分のファンをつけよう
SNSは、自分のファンをつけられるのが最大のメリットです。
インスタやFacebook、Twitterなどがありますが、おすすめはインスタとFacebookです。
インスタは20代~30代女性が多く利用し、Facebookは40代~50代が多く利用しているので、自分のターゲット層にあわせて使い分けましょう。
効果が出るまで時間はかかりますが、骨にかかわる豆知識や、日常的にやると良い運動、誰でもできる簡単施術などを投稿していくことで、あなたのお店を応援する方が増えます。
まずはチラシ・HP・SNSから始めるべし

集客に関して、現状何もやっていない方に、いきなり全部やってくださいと言うのは厳しいと思います。
そういった方は、まずチラシ・HP・SNSを始めてください。
チラシで即効性、HPで信頼度、SNSで長期的な集客が見込めます。
ただ、全部自分でやるのではなく、専門の業者に頼ることも必要です。
ここで広告費を抑えるために、自分一人でできるところまでやろうとすると、効果が出るのも遅くなってしまうので、頼った方がいい部分は必ず頼りましょう。
まとめ:現代の流れに沿った集客をしよう
ここまで集客に失敗する人の特徴と、効果的な集客方法をまとめました。
改めてまとめると、整骨院で失敗する人の多くは、大体が昔のままの考えでいます。
「一人一人一生懸命やっていれば」、「サービスの質が良ければ」お客さんが勝手に広まっていくという考えは100%間違っているとは言いませんが、それだけでは中々うまくいかないのが現状です。
そうではなく、現代の流れに沿って集客を考えることが重要です。
そのために、以下6つの集客を考えるのが良いでしょう。
- ポスティング
- 置きチラシ
- HPの充実
- リスティング
- MEO
- SNS
ただ、お店の経営もやっていくとなると、一人の力ではどうしても厳しいです。
そういうときは、ネクストアップにお任せください。
チラシ制作やポスティングに強い会社、SNS系に強い会社など一つ一つ探していくと、取引先が多くなり、成果も各々違ってきます。
しかし、ネクストアップではポスティングとSNS、アナログとデジタルの2つの領域で強みがあります。
全てを一つの会社に任せた方が、広告の訴求に統一感が出て、取引のわずらわしさもなくなるので、一度下の問い合わせ欄からご相談ください。