効果を高める戦略的手法とは?ポスティングをフル活用しよう

ポスティングをただ配って終わりにしている方も中にはいるのではないでしょうか?
実はそれ大間違いです。
ポスティングはただ配って終わりではありません。
戦略をしっかりと考えてターゲットを絞りアプローチをする必要があります。
絞り込んだターゲットによって配布方法、チラシデザインなどを変える必要もあるのでしっかりと調査をすることが重要です。
今回は、ポスティングを検討している方、なかなか効果が発揮できない方に向けて
- ターゲットの分析を行おう
- ペルソナを設定しよう
- ペルソナを設定するメリット
- ペルソナを設定するデメリット
- PDCAサイクルを回していこう
について解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
ターゲットの分析を行おう

ポスティングは、ターゲットの分析を行うことが重要になってきます。
ターゲットの性別や年齢、年収などその地域の特性を把握しておきましょう。
より明確化にすることによって効果的にアプローチができます。
分析内容は以下の通りです。
- ターゲットの性別
- ターゲットの年齢
- ターゲットの住まい
- ターゲットの年収
それでは1つずつご紹介していきます。
ターゲットの性別
提供する自社のサービスが男性向けか女性向けか考えていきましょう。
ターゲットとなる性別によってチラシのデザインや自社の店舗雰囲気なども変わります。
例えば、男性をターゲットとする場合、
- チラシの配色を落ち着いた色にする(黒、寒色系)
- ゴシック体のフォントを用いる
(文字の大きさ、太さから視覚的に力強いインパクトの印象を持たせる)
女性をターゲットとなる場合、
- チラシの配色を暖色系にする(赤、ピンク、オレンジ、紫)
- 可愛い、おしゃれ、優雅、シンプルといったデザインを意識する
このようにターゲットによって大きくデザインが変わるのでイメージを明確にしてチラシ作成、店舗作りに取り組んでいきましょう。
ターゲットの年齢
年齢層は、大きく若年層、働き盛り、子育て世代、高齢者層の4つに分かれます。
自社のサービスが必ず全世代にアプローチしやすいとは限りません。
どの層に向けてアピールしたいのか具体的にイメージをすることが大切になってきます。
また、年代によっても向いているチラシの配色パターンがあります。
若年層 |
明るく柔らかい色、華やかさを敷き詰めたデザインが好まれます。 シンプルで分かりやすい表現をすることでサービスへの興味・関心に繋がりやすくなります。 |
働き盛り |
可愛さよりも、おしゃれさを優先しましょう。 手書き風フォントなどを用いるのが流行していて、画面が寂しくならないようにバランスの良いデザインが好まれる傾向があります。 |
子育て世代 |
あえて空間を作り出すなど、「大人の余裕」を表すことが多いです。 ごちゃごちゃしているよりも、シンプルなデザインが好まれる傾向があります。 お子様がいるご家庭には、上記同様、可愛らしい手書きフォントがおすすめです。 |
高齢者層 |
内容がしっかりと読み込める落ち着いたデザインが好まれる傾向があります。 文字をなるべく大きくし、画面が見やすいようにしましょう。 |
ターゲットの住まい
誰をターゲットにするのかを決めるにあたってターゲットの住まいも調査しなくてはなりません。
一軒家なのか?アパートで1人暮らしなのか?事業所なのか?など地域によって特徴が様々なので最適な方法を選ぶことも必要になります。
また、各エリアの調査をする際に、どのくらいの範囲でポスティングをするのかも決めなければなりません。
適切なエリア選定について以下の記事で解説しているのでぜひご覧ください。

ターゲットの年収
ターゲットの年収は、自社のサービスにも深く関わりがり、顧客になりやすい層、なりにくい層があります。
チラシを作成する場合、高所得者層・中間層・低所得者層のターゲットごとに色使いなどのデザインも変わってきます。
自社のサービスがどの層に適しているのか見極める必要性があり、ペルソナを設定することによってターゲットが明確になってきます。
ペルソナを設定しよう

ペルソナとは、マーケティングにおいて、自社サービスを使用する代表的なユーザーを表すために作成された架空の人物像のことを指します。
ペルソナは、ターゲット像ではありますが、明確になるようにできるだけ細かく設定していき、人間に近づけるように設定しましょう。
例えば、20代〜30代をターゲットにしたトレーニングジムの場合、ペルソナを設定すると以下のような内容になります。
ペルソナ例 |
氏名:山田 太郎 年齢:29歳 住まい:東京都荒川区(1人暮らし) 職業:IT系企業 収入:年収370万円 最終学歴:大学卒 家庭環境:両親、3歳下の弟 趣味:古着屋巡り、野球観戦、宅飲み 状況:責任を担う仕事が増えてきて、ストレスを感じてきてる。ストレスのせいかお酒をたくさん飲むのが最近の楽しみ。しかし、30歳目前のため健康にも気をつけたいという思いから筋トレを始めようか悩んでる。休日は、古着屋を巡ったり、野球観戦をしたりと充実してる。 |
このようにペルソナを設定してターゲット明確にすることで、ターゲットのニーズを把握することができます。
次は、ペルソナを設定するメリット・デメリットを紹介していきます。
ペルソナを設定するメリット

主なメリットとして以下の3つが挙げられます。
- ニーズの把握ができる
- 情報の認識共有ができる
- 方向性が明確化する
ニーズの把握ができる
漠然としたペルソナの設定ですと、ニーズを見極めることができず、サービスを提供しても必要とされなくなってしまう可能性があります。
また、SNSの発展などに伴い、モノやサービスで溢れる時代となっていて、このような時代の中で顧客視点で物事を捉えることが大事で、市場や顧客のニーズを把握しなくてはなりません。
市場や需要をリサーチし、明確なペルソナ設定ができれば、顧客・消費者のニーズの理解に繋がります。
情報の認識共有ができる
ペルソナを設定することによって、プロジェクトに携わる全ての人が情報の認識共有ができます。
例えば、既婚男性を想定している従業員と、独身男性を想定している従業員がいた場合、ターゲット像に相違が出てしまいます。
一方で、認識の共有ができていた場合、認識の不一致から生じる問題を回避することができ、効率よく円滑に進めることができます。
方向性が明確化する
何をどのように提供していくかという方向性の認識共有ができれば、各従業員が同じ方向へ進んでいくことができます。
ターゲット像が明確になれば、的確なマーケティング戦略に繋がり、ポスティングも効果が出てくるでしょう。
ペルソナを設定するデメリット

ペルソナの設定は、ポスティングにおいても大きなメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。
- 間違ったペルソナ設定をしてしまう可能性がある
- 時間とコストがかかる
間違ったペルソナ設定をしてしまう可能性がある
ペルソナは、リサーチやインタビューなどをしてターゲットとなる人物にできるだけ近づけていきます。
イメージだけが先行してしまうとペルソナの設定が大きく外れてしまう可能性があるので、リサーチなどに関しては、より正解に近づけられるように、コストをかけて調査をするのも1つの方法です。
時間とコストがかかる
上記でも紹介しましたが、イメージだけでペルソナを作ることはNGです。
リサーチやインタビューをしてペルソナを設定していくので、時間・コストがかかるのがデメリットです。
主なリサーチ方法としては、「WEBアンケート」「街頭インタビュー」「WEBアクセス解析」「競合他社調査」などがあります。
PDCAサイクルを回していこう
ポスティングは、PDCAサイクルを回すことがとても重要です。
ペルソナを設定してそれで終わりではなく、定期的に改善・見直しをしなくてはなりません。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(測定・評価)→Action(対策・改善)
PDCAサイクルに関しては、下記の記事で紹介してますのでぜひご覧ください。

まとめ:ポスティングで効果的な集客を。
ここまで以下の内容をご紹介してきました。
- ターゲットの分析を行おう
- ペルソナを設定しよう
- ペルソナを設定するメリット
- ペルソナを設定するデメリット
- PDCAサイクルを回していこう
ターゲットを絞りアプローチをするには、ターゲットの分析・ペルソナの設定・PDCAサイクルの実行がとても重要です。
効果が得られなかった場合は、ターゲットの変更やエリアの変更を行い、PDCAサイクルを回していけば、問題解決に繋がります。
効果的なポスティングを行なっていきましょう。
ネクスト・アップは、ポスティングが得意な会社で、これまで多くの実績を残し、ポスティングを活用し各事業の集客に貢献しています。
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と思っている方はもちろん、SNSなどのポスティング以外に関してもご相談致します。
少しでも気になった方はお気軽にお問い合わせください。