美容室独立の成功に向けてどう準備したらいい?開業までの流れも解説

「美容室を独立で開業したいけどやり方がわからない…」
「開業したとしても成功できるか不安…」

こんな疑問やお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

結論、美容室独立の成功のコツは、開業準備がなりよりも大切です。

今回はその理由に加え、

1.開業前の準備が全て
2.美容室開業までの流れ
3.オープンまでのフローチャート

についてわかりやすく解説していますので是非最後までご覧ください。

「集客ができるか不安…」「今よりももっと効果的に集客がしたい…」という方は、是非こちらのページもご覧ください。

目次

開業前の準備が全て

美容室開業で失敗する人の中には、自分が思い描く理想の店舗を実現させるために、前もってしっかりとしたリサーチをしてこなかったという人が多いです。

開業前こそ、ゆっくりリサーチできるチャンスであり、逆にオープンしてしまうとお店のコンセプトや立地は中々変えられません。

準備段階のときに、納得がいくまで考えましょう。

また、銀行の融資を希望する人は、事業計画書を作成する機会があるのでいいのですが、そうでない人は、自分たちで事業計画書にあたるものを考えないといけません

どの層をターゲットにして、どういう手法でサービスをアピールするのか、内装に使う費用はどれくらいで、将来の売上プランをどう設定するのか。

考えることは多いものの、美容室開業で失敗する人のほとんどは、こういった事前リサーチを怠り、自分の理想店舗ばかりを追求します。

開業の流れを把握し、必要なものを理解するだけでも、経営者として一歩踏み出せるでしょう。

美容室開業までの流れ

リサーチ

店を出そうと考えている地域で、どのような需要があるかをリサーチします。

学生が多ければ、値段設定の方が重要になるかもしれませんし、美容に関心が高い地域であれば、美容グッズを一緒に販売できると気に入ってもらえるかもしれません。

また、ライバル店舗のターゲット層も分析します。

男子中高生がよく通う店舗だったり、女子大生に人気だったりと、各店舗によって特徴が出てくるはずです。

そして、今度はそれをもとに、自分が出す店舗のターゲット層を考えます。

需要に対して供給がまだ足りていなさそうであれば、同じ層をターゲットにした店舗を出してもいいでしょう。

ただし、その際は自分の店舗にしかない「強み」を考えるようにしてください。

コミュニケーションやサービスの質、値段設定など何でもいいので、とにかく他店舗との違いを作ります。

供給が十分追いついていそうであれば、他のエリアを探すか、別の需要を探りましょう。

物件探し

物件を探し始めます。美容室の開業に最低限必要な面積は、13平方メートルなので、4坪以上で探しましょう。

美容室やエステ、ネイルなどサロン系を得意とする不動産などもあるので、まずはいくつかの不動産で相談してみるのが良いと思います。

また、居抜き物件は前の店舗の設備がそのまま使えるので、初期投資を抑えられ、年々人気が高まっています。

ただし、前の店舗のイメージが悪いと、どうしても引きずってしまうので、注意しましょう。

保健所へ相談

営業許可取得のために、保健所に事前相談します。

店舗の構造設備など簡単な図面を持っていく必要があり、物件はある程度決めておく必要がありますが、必ず賃貸契約を結ぶ前に相談しに行きましょう。

資金調達の確保

必要な開業資金は、お店の規模によっても変わるので、一概には言えませんが、個人経営で考えた場合、相場は800万~1000万と言われています。

全てを自己負担で補える人はほとんどいないでしょうから、当然銀行からの融資を考えます。

その際に必要になるのが「事業計画書」です。

事業計画書には、お店のコンセプトや市場の分析、想定価格や想定売上、内装工事費の内訳などを記載します。

要は、自分はしっかり調べた上で、店舗を出すということを銀行側にアピールするわけです。

店内の内装

店舗の看板や受付のレイアウト、スタイリングチェアなどを決めていきます。

最初に決めたお店のコンセプトに沿うように、色や質感を選びましょう。

また、照明もお店の雰囲気を決める上で、重要な要素になります。

業者に依頼するよりも、ネットから購入する方が費用を抑えられる場合が往々にしてあります。

ビューティガレージというサイトだと、美容室に必要な器具を安く調達できる上に、デザイン性も良いのでおすすめです。

スタッフのトレーニング

スタッフを雇う場合は、オープン前にトレーニングしなければなりません。

カットの技術はもちろんですが、予約対応やレジ操作、お客様を迎えてからカットを終えるまでのオペレーションなど、事務的な面も確認しましょう。

また、スタッフの雇用を考えているのであれば、3か月前に応募をかけておくと、オーナー側で従業員選定の吟味ができます。

必要な資格

美容室開業にあたって必要な資格は以下の2点です。

  • 美容師免許(美容学校を卒業したもので、実技試験と学科試験に合格している)
  • 管理美容師(美容師が2名以上常時勤務する場合に必要)

管理美容師は、美容師免許を取得した人が、3年以上の実務勤務と講習を受けた場合にはじめて取得可能になります。

オーナーが直接施術せず、美容師免許を持っている従業員が施術するパターンでは、オーナーが美容師免許を持っている必要はありません。

また、営業許可申請についてですが、開設に必要な書類が集まったら、再度保健所に行きます。

書類の提出と検査手数料を支払うと、2週間後くらいに店舗の検査が行われ、その検査で認可が降りたら、営業許可証が発行されます。

マーケティング

現代はデジタルマーケティング全盛期なので、まずは各種SNS、特にインスタは欠かせません。

美容室は見た目で勝負する業界ですから、インスタとの相乗効果は抜群です。

ただし、SNSは手軽に始めやすい分、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットもあります。

また、即効性があるという意味で言うと、ポスティングも良いでしょう。地元民の集客も効率よく行えます。

クーポンや割引券などを一緒に盛り込めば、普段チラシをすぐ捨てるような人でも、一瞬足を止めてくれるかもしれません。

ネクストアップであれば、地域ごとの特色や住民層の違いなど、ポスティング会社ならではの情報を豊富に持っています。

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オープンまでのフローチャート

STEP
リサーチ

どんな需要があるか、どんな美容室がすでに出ているかを調査

STEP
物件探し

美容室を専門にする不動産にまずは相談

STEP
保健所へ相談

物件の契約前に必ず保健所へ事前相談する

STEP
資金調達の確保

事業計画書を練り、銀行から融資を受ける

STEP
店内の内装

ビューティガレージだと、比較的低価格で美容室の設備を調達できる

STEP
スタッフのトレーニング

3か月前にスタッフの募集をかけて、オープン前にみっちり研修

STEP
必要な資格

美容師免許と管理美容師(美容師2名以上常駐の場合)が必要

営業許可証も必要

STEP
マーケティング

手軽に始められるインスタと即効性の高いポスティングの組み合わせがおすすめ

まとめ:美容室開業は計画的に取り組もう

美容室を開業させるまでの流れを説明してきました。

簡単にまとめると、エリアという大枠を先に決めたら、その地域の不動産に行きます。

物件がある程度決まったら、保健所に確認しに行き、内装決めと設備の調達を行います。

スタッフの募集と必要資格も取得し、オープン前のPRが終われば、さあ開店という流れです。

特に、オープン直前はかなりバタバタすると思います。

自分たちでポスティング用のチラシを作るとなると、それだけでも多くの時間を浪費するでしょう。

ネクストアップにお任せいただければ、チラシデザインの作成から、地元住民への配布までスピーディに動きます。

ポスティングを全て任せてしまえば、オープンまで少し余裕が生まれてきますので、店内の最終確認など店内業務に集中することができます。

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