飲食店開業までの流れ4ステップと効果的な集客方法

飲食店の成功率は、3年で3割と言われています。

つまり、7割ものお店がオープンから3年以内に閉業に追い込まれてしまっているのです。

そうならないためにも、開業の流れを一通り抑えておくことは重要でしょう。

特に、個人での開業を考えている方は、多額な初期投資が難しいと思います。

この記事では、飲食店の開業を考えている個人事業主の方に向けて、開業の流れやスケジュール、効果的な集客方法について解説しています。

目次

開業準備は1年前から!?

開業準備をコンセプト決めからと定義づければ、およそ1年かかります。

各種手続きはもう少し後でも大丈夫ですが、お店の核となるコンセプトは、1年前から考え始めるのが普通です。

また、開業準備はやることが盛だくさんなので、あらかじめ流れを把握しておかないと、行き当たりばったりになってしまいますし、どこかで漏れが生じてしまいます。

スケジュール管理ができていなかったために、オープン直前でてんやわんやし、準備が十分できなかったとなれば、良いスタートダッシュをきれません。

そういった事態を回避するためにも、開業の流れを一通り確認し、しっかり準備した状態でオープン日を迎えましょう。

飲食店開業までの流れを4ステップで確認

12カ月前―コンセプト決め

飲食店に限らず、お店を始めるにあたって、最も重要なのはコンセプト決めです。

いつ、どこで、誰に、何を提供したいのかなど、実際のお店の利用シーンを詳しくイメージできていないと、店の内装や雰囲気、メニューを決められません。

また、お店のコンセプトはそう何度もコロコロ変えるようなものではないので、事前に固めておく必要があります。

お店のコンセプトを考えるにあたっては、7W2Hにあてはめて考えるのがおすすめです。

7W2Hとは

Who・・・誰がオーナー?誰が店長?従業員構成は?
Why・・・なぜお店を開くの?
When・・・いつまでに始めるの?
Where・・・どこで店舗を構えるの?
What・・・何を売っていくの?
Whom・・・誰に食べてもらいたいの?
Which・・・どのメニューに力を入れるの?
How・・・どうやってお店を盛り上げていくの?
How much・・・いくらで提供するの?

通常の5W2Hに加えて、Whom(誰に)とWhich(どの)、それからHow much(いくら)が加わっています。

7W2Hは質問に答えていくだけで、簡単にお店のコンセプトが固まってくるので、まだ曖昧だった方は積極的に活用していきましょう。

8カ月前―テナント探し

コンセプトが固まれば、次は物件探しです。

飲食専門の不動産屋があるので、まずはそこで相談してみましょう。

当たり前ですが、立地に関しては後で変更が効かないので、どういう層が住んでいるか、集客は見込めるのかなど念入りに調査しておきます。

また、前使っていたお店をそのまま踏襲する「居抜き物件」は、費用を安く抑えられるので、開業費用を安く抑えたい方は、検討するのも良いと思います。

平均で100万円~200万円ほど抑えられるようです。

3カ月前―店内の準備

テナント探しが終わったら、内装工事や備品を調達したりなど、店内の準備に移っていきます。

必要なことを以下にまとめました。

  • 店内の内装業者を探す
  • 仕入先を探す
  • メニュー、レシピを考える
  • 電気・ガス・インターネットの開通
  • 従業員募集をかける
  • インスタグラム等のSNSで宣伝

これらは多くの場合、同時並行で進めていくことになりますが、オープンまでに向けて達成できたことがあれば、逐一インスタグラムに上げて発信していきましょう。

SNSはすぐに伸びるものではないので、この時期から小さなことでも、こまめに更新していくことが重要です。

また、従業員も採用までにある程度の期間が必要なので、前もって募集をかけておきましょう。

1カ月前―各種手続き、宣伝

飲食店開業で必要な資格

いよいよオープンまで1か月です。ここで各種届出や手続き関係を一気に片づけます。

とはいっても、飲食店の開業で絶対必要な資格が

  1. 食品衛生責任者
  2. 防火管理者

この2点です。多くの人が勘違いしていますが、調理師免許は必ずしも必要ではないのです。

食品衛生責任者は、6時間程度の講習を受けることで取得できます。費用も1万円前後なので、取得に対するハードルは低いです。

防火管理者も講習を受けることで取得できますが、店舗面積によって取得時間が変わり、最長で2日ほど要します。

飲食店開業で必要な届け出

飲食店に必要な手続きは非常に多いので、表で確認しましょう。

書類名どんなときに必要?提出期限提出先
飲食店営業許可申請必須施設完成の10日前まで保健所
防火管理者選任届建物全体の収容人数が
30人以上
営業開始まで消防署
防火対象設備使用開始届必須開業の7日前まで消防署
火を使用する設備等の
設置届け
火を使用する場合開業の7日前まで消防署
個人事業の開廃業等届出書必須開業から1か月以内税務署
深夜における
酒類提供飲食営業開始届出書
0時以降お酒を
提供する場合
開業の10日前まで警察署
労災保険の加入手続き従業員を雇用した場合雇用日から10日以内労働基準監督署
雇用保険の加入手続き31日以上、週に20時間以上
労働させる場合
雇用日から10日以内公共職業安定所

近隣住民に宣伝

飲食店の主なターゲット層は、近隣住民であることが多いです。

インスタグラムでも、もちろん集客効果は望めますが、SNSは育てるのに時間がかかるのが短所です。

しかし、ポスティングチラシであれば、近隣住民に効率よくPRすることができ、オープン直前であっても一定の効果が望めます。

特に、個人事業主であれば、お店のオープン前にホームページを用意したり、目につきやすい場所にお店を構えることは難しいかもしれません。

個人事業主で飲食店を始める方のPR方法として、ポスティング以上に即効性があって、近隣住民にアピールできる宣伝方法は存在しません。

ネクストアップはポスティングが得意な会社です。これまで多くの実績を残し、お店の集客に貢献しています。

最短で、そしてお店の負担にならないよう最小限の費用で、集客を行いますので、少しでも気になった方は是非一度お問い合わせください。

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オープンまでのフローチャート

STEP
12カ月前―コンセプト決め
  • 7W2Hにあてはめて、誰にどんな料理を提供するか決める
  • 事業計画書の作成
STEP
8カ月前―テナント探し
  • 飲食店専門の不動産屋に相談するなど、店舗物件を探す
  • 事前にどんな人が住んでいるかリサーチ
STEP
3カ月前―店内の準備
  • 店内の内装業者を探す
  • 仕入先を探す
  • メニュー、レシピを考える
  • 電気、ガス、インターネットの開通
  • 従業員募集をかける
  • インスタグラム等のSNSで宣伝
STEP
1カ月前―各種手続き、宣伝
  • 食品衛生責任者と防火管理者の取得
  • 各種手続き
  • ポスティングチラシで近隣住民に宣伝

まとめ:飲食店の開業は1年前から準備しよう

飲食店を開業するにあたって、どのくらいの期間でどのような流れで進めていけばいいのかを見ていきました。

基本的には、コンセプト決め→テナント探し→店内準備→各種手続き・宣伝の順で行っていきます。

しかし、最も重要なポイントは最初のコンセプト決めです。

お店の核となる部分が不安定だと、開業してもすぐに潰れてしまいます。

コンセプト決めやメニュー、レシピの開発に十分な時間を割くためにも、当社ネクストアップでは開業を考えている個人事業主の方に向けて、ポスティング代行を行っています。

ポスティングノウハウが豊富にあるだけでなく、地域ごとの傾向も把握しているので、見積もりも含めて、まずは下記のお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

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